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住宅の軟弱地盤対策工法調査

住宅の建築と言えば、建物にばかり目がいきがちですが、地面の下にも目を向けてください。どんなにしっかりした上物を建てたとしても、基礎がつぶれてしまっては意味を成しません。住宅の土地を探す場合には、軟弱な地盤を選ばないよう注意しましょう。


周りに比べて低い土地はもちろん要注意ですが、風景では判断できないこともあります。そんなときには、地名も判断材料になります。窪・沢・谷など、水に関した地名は、低地や軟弱地盤の危険が高くなります。土地の前歴を調べることも有効です。「管轄法務局」で所在地の公図・登記簿謄本・測量図を見てください。水路や川を埋め立てた場合には、公図に形や大きさが詳細に残されています。


軟弱地盤がなぜ危険かというと、理由はたくさんあります。その一つが、不同沈下を起す危険性です。土の地盤は自然が勝手に作った基礎といえますが、一般に思われているほど均一ではありません。砂質土・粘性土・礫質土が複雑に入り混じった取りとめのない地盤なのです。


中でも、沼地や、川の気まぐれで堆積した後背湿地などの軟弱層地盤は住宅地に適しません。土に含まれている水分が多くので、時間をかけて排水していかないと安定した地盤とはならないのです。均一に沈むぶんには、それほど問題にはなりません。不均一に傾くのが人間の生活に影響をあたえ、問題となるのです。


長年住んでいる住宅でさえ、「門を立て直した・物置を置いた」といったちょっとしたことが原因で重心バランスを崩して、不同沈下を起すことがあります。土地が決まったなら、住宅を建てる前に、地盤調査をしましょう。


住んでいる土地に住宅を建て直すにしても、長い時間の間に地盤が変化している可能性もあります。ボーリング調査が一番確実なのですが、1地点あたり20万円は覚悟が必要です。土地が狭いなら1地点、できれば5地点(4隅+中央)の調査が理想ですが、現実にはコストがかかり過ぎますね。簡単で安く済ますために、一般の住宅では「スウェーデン式サウンディング」を採用することが多いようです。


1銭も使いたくないのなら、自分で穴を掘るのも方法です。深さ1m以上も掘れば、その間に、盛土を貫く可能性が高いです。スコップがスカッと刺さるようであれば、腐葉土や耕作土ですし、水が染み出てくるようなら軟らかい地盤といえます。


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