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ローコスト住宅の間取り

住宅の間取りは、土地の形状と大きく関わりを持っています。宅地としてもっとも活用しやすい形は、真四角の土地です。シンプルで、無駄のない住宅形状が実現できるし、土地そのものに「つかえない無駄地」が発生しません。複雑な土地の形は、複雑な住宅を生むか、土地に余分な部分が発生してしまうのです。


また、土地の一辺の長さが8m以下の場合には、間取りの規制が多くなります。そのように、形状が悪かったり、狭かったりする土地であれば、どのような住宅が建てられるのか、十分なプランニングを検討してから購入することをお勧めいたします。


シンプルな住宅は、直接、ローコストに反映されます。住宅建築が土地探しからはじまるならば、できるだけ形の良い土地を選んでください。また土地の形ばかりではありません。2つ以上の道路に燐接する土地は、建蔽率が10%優遇されるように定められています。


さて、まずは理想的な土地を手に入れることができたとします。土地の条件がいいので、比較的大きめの住宅が建てられそうです。でも、思い描いた建物に近づけるには、予算が足りません。このような予算と計画に大きな差が生じるのであれば、一度にすべてを建てないという方法もあります。将来を見越した建築を計画して、順を追ってユニットとして増築していけば良いのです。


最初に作る中心の部分は、予算に合わせて、必要最低限の間取りを作ります。玄関・居間・寝室や、浴室・キッチン・トイレなどの水周りなど、寝室は居間と兼用でもいいかもしれません。やがて、家族が増えるのにあわせて、子供部屋や別の寝室などを増築していけば良いのです。


増築時に、間取りを変えるという案もあります。住宅は、増築でも一度に建てる場合でも、間取りと間仕切りを同じ意味合いで考えないほうが、自由度が高まります。間仕切りを設けると、壁のコストに加算して、ドアも(場合によっては窓も)必要となります。


台所と居間をオープンスペースで作る住宅が増えているのは、間仕切りを減らすためです。空間につながりを持たせた家は、低予算で建築が可能であるとともに、住宅内の各部屋を広く使えるという大きなメリットがあります。風・光・視線が気持ちよく通る、開放感のある間取りを工夫して見ましょう。


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